WASのグローバル事業支援:早稲田大学ビジネススクールの国際認証支援で2冠達成に貢献
お知らせ
2020/04/17当社では、早稲田大学ビジネススクール(WBS)の国際認証取得支援業務を受託しています。これは、同ビジネススクールが世界水準の教育研究活動を目指す取り組みです。この度、WBSは2019年3月のEQUIS認証取得に続き2020年2月にもAACSB認証取得を実現し、日本では2校目となるEQUIS・AACSBの2冠を達成しました。当社としてもWBSのグローバル競争力強化に大きく貢献できたことになります。
世界のビジネススクール界では、3大国際認証と呼ばれる、AACSB(米国)、EQUIS(欧州)、AMBA(英国)があります。いずれも世界最高レベルのビジネスマネジメント教育と研究に従事している証として、多くのビジネススクールが取得を目指しているものです。世界に13,000校以上あるビジネススクールのうち、AACSBは約874校、EQUISは約189校、AMBAは約260校しか取得しておらず、そのビジネススクールが世界水準の教育研究を提供している証でもあります。
これらの国際認証における評価の対象は、教育研究活動に留まりません。ミッションや戦略をどのように立案・遂行しているか、産業界やステークホルダーとどのように関わっているか、また広く社会にどのように貢献しているか等、多岐に渡り評価されます。
当社は、早稲田大学ビジネススクールにおいて国際認証取得に向けた取り組みが始まった2013年から本プロジェクトに携わってまいりました。その中で、各認証基準とのギャップ分析、教員の業績調査、学びの質保証システムの運営、英文での自己評価報告書作成、海外査察チームによる審査対応まで、幅広く支援してきました。認証取得後も継続的な改善が求められるため、今後の認証継続も決して容易なものではありません。
近年の世界の研究・教育界では、社会環境やニーズの変化に合わせた新たな挑戦や改善(イノベーション)や、学生・教員・修了生・企業・社会を含む全てのステークホルダーを巻き込んだ活動(エンゲージメント)が求められ、国際性や多様性がより強調されるようになりました。そして、何よりもその成果が社会への貢献(インパクト)という形で表れていることが重要視されています。 教育や研究の場でより具体的な成果を求められる中、日本の教育機関が独自の優位性や強みを活かしながらグローバルに発展していく取組みを、今後も支援します。