留学、海外赴任、多国籍な職場で
Diversity, Equity & Inclusion推進のための
体感して学ぶ
異文化コミュニケーション
研修
これから海外へ留学する学生、日本に来た外国人留学生、ダイバーシティが普及する社内で円滑なコミュニケーションを図りたい企業の方などを対象とした、実践的なワークショップ形式の研修です。
参加者が主体となるワークを通じて、異文化理解を深め、文化背景の異なる人と効果的なコミュニケーションをとるスキルを身に着けます。異文化を疑似体験できるワークを取り入れ、知識だけではなく、感情的にも理解できるような工夫をしています。
ヒアリングを行った上で、各大学・企業コンテンツにカスタマイズ可能です。
こんなことにお困りではないですか?
- 語学力には問題ないのに、留学先にうまく適応できない学生がいる。留学前に何かできることはないか。
- 文化背景の異なる人と接する際、
何に気を付けたらよいかわからない。 - 日本人と外国籍の社員・教職員・学生間との意思疎通がうまくいかない。
- 多国籍のメンバーが集まる会議で日本人が黙っているうちに、意思決定がされてしまう。どうしたらうまく議論が進められるか知りたい。
- カルチャーショックを体感してみたい。
このようなニーズに対応します
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大学生向けFor college students
- これから留学する学生が現地にうまく適応し、充実した留学生活を送るための講座を実施したい。
- 留学生を対象に、日本人とのコミュニケーション特性についての研修を実施して、日本への適応をスムーズにしたい。
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大学職員向けFor University Staff
- 学内の留学生や外国籍の教員と言語レベルに関係なく意思疎通がうまくいかないので改善したい。
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企業向けFor Businesses
- 日本人と外国籍の社員間とのコミュニケーションが課題。
- 多国籍の社員が集まる会議がうまくいかない。日本人が黙っているうちに、意思決定がされてしまう。Diversity, Equity & Inclusionに向けて、様々なバックグラウンドの人が議論に参加できるようにしたい。
- 日本に駐在している外国籍の社員や家族に対して、日本人のコミュニケーションスタイルや会議運営、意思決定などについて理解できる講座を実施したい。
研修概要
- 時間
- 2~4時間※時間はご希望により変更可能
- 言語
- 日本語または英語
- 対象人数
- 10~25名程度
- 講座形式
- 参加者が主体でグループワークをメインに行うワークショップ形式。
講師はファシリテーター的な役割を担う
- 実施方法
- 対面を推奨しています
- 費用
- 30万円+消費税~
※オンライン希望の場合はご相談ください。
※オンラインと対面で、テーマに大きな違いはありませんが、ワークやディスカッションの方法が異なります。対面ではシミュレーションなどリアルに体感することができるため、オンラインよりも学習効果が高くなる可能性があります。
プログラム例
企業向け
For Businesses- 目的
文化背景の異なる組織内外の関係者とお互い気持ちよく業務を行っていく上で、効果的なコミュニケーションをとるためのヒントを得て、実践的なスキルを修得する。
- 対象
日本人社員、外国籍の社員
内容 | ねらい | |
---|---|---|
1 | 講座概要の説明 アイスブレイク | 終了時点での到達目標を理解する 他の参加者を知り、意見を共有しやすい雰囲気を作る <アイスブレイク> |
2 | 異文化理解って何? | 視点を変えることで、自分とは異なる文化背景や価値観をもつ人の言動を理解するヒントを得る。 <ワーク+講義> |
3 | 誤解をさせないノンバーバル・コミュニケーション・スキル | 言葉を介さずに行うワークを通じて、非言語コミュニケーション(ジェスチャー、アイコンタクト、声の抑揚、空間の使い方など)の役割を体感する。また、文化によって非言語コミュニケーションは異なるため、自分のふるまいが誤解を与えていないか、意識できるようにする。 <ワーク+講義> |
4 | 正確に言葉で伝えるための表現練習【企業編】 | 多国籍な社員が在籍する職場で起きがちなトラブル事例を通じて、どのようなコミュニケーションをとればお互いに快適な状況がつくれるか、解決するための表現方法を考える。 <ワーク+ディスカッション> |
5 | 多国籍な社員間での会議の進め方について | 文化によって異なる会話と間の取り方のパターンについて学ぶ。自分の文化とは異なる会話のルールを体感することで、文化背景の異なる社員同士がどのように会議を円滑に進められるかを理解する。 <ワーク+ディスカッション+講義> |
6 | 異文化シミュレーション※対面のみ | 参加者を複数の疑似文化に分け、それぞれのルールに沿った言動をとるシミュレーションゲーム。異文化接触に伴う感情の揺れを経験し、どうしてそのように感じるのか分析する。 <シミュレーション、ディスカッション+講義> |
7 | Description-Interpretation-Evaluation 分析 | 自分とは異なる文化について、偏見のない理解を目指すための3つのステップを学ぶ <講義+ワーク+ディスカッション> |
8 | ふりかえり | <講義+ワーク+ディスカッション> |
※上記プログラムは3時間半を想定しています。
留学する日本人学生向け
For college students- 目的
これから留学予定の学生同士で交流を図りながら、留学先で誤解を生みがちな、言語・非言語コミュニケーションの事例を学び、積極的に授業や課外活動に参加できるようになる。シミュレーションを通じて、母国以外で生活する際どのような感情的負荷がかかるか体感する。また、異文化に適応するプロセスを理解し、自分の置かれた状況を自ら分析できるようになる。
- 対象
これから海外留学する日本人学生
内容 | ねらい | |
---|---|---|
1 | 講座概要の説明 アイスブレイク | 終了時点での到達目標を理解する 他の参加者を知り、意見を共有しやすい雰囲気を作る <アイスブレイク> |
2 | 異文化理解って何? | 視点を変えることで、自分とは異なる文化背景や価値観をもつ人の言動を理解するヒントを得る。 <ワーク+講義> |
3 | 誤解をさせないノンバーバル・コミュニケーション・スキル | 言葉を介さずに行うワークを通じて、非言語コミュニケーション(ジェスチャー、アイコンタクト、声の抑揚、空間の使い方など)の役割を体感する。また、文化によって非言語コミュニケーションは異なるため、自分のふるまいが誤解を与えていないか、意識できるようにする。 <ワーク+講義> |
4 | 正確に言葉で伝えるための表現練習【留学編】 | 日本人が戸惑いがちな留学先での事例(ディスカッションへの参加、寮などで起きがちなトラブル等)を通じて、言葉の使い方、意図せぬ誤解を与えないための表現方法についてワークを通じて考える。 <ワーク+ディスカッション> |
5 | 異文化シミュレーション※対面のみ | 参加者を複数の疑似文化に分け、それぞれのルールに沿った言動をとるシミュレーションゲーム。異文化接触に伴う感情の揺れを経験し、どうしてそのように感じるのか分析する。 <シミュレーション、ディスカッション+講義> |
6 | 異文化適応のプロセス | 新しい環境また本国に帰国して再度環境に適応するプロセスを理解し、自分の状況を分析できるようにする。これにより、留学直後、留学中、帰国後にどのような感情の変化があり、どのように対応すればよいかを知る。 <ディスカッション+講義> |
7 | ふりかえり | <個人ワーク+ディスカッション> |
※上記プログラムは3時間を想定しています。
お客様の声
67ヶ国からの外国人スタッフが在籍しているTokyo Global Gateway (以下、TGG)(東京都の体験型英語学習施設)では、以前から多様な人材を活かしたプログラム提供ができないかと考えておりました。
特に「TGGで留学の事前準備をしたい」といった声を多くいただきます。そこで、留学先で求められる多文化理解力について、単なる知識のインプットではなく、体験を通じて学べるような新プログラムの制作を早稲田大学アカデミックソリューションにお願いいたしました。
メイン活動である多文化シミュレーションゲームでは、初級・中級・上級の3つのレベルごとにルールや進め方にも工夫を凝らしていただき、英語で楽しく様々な文化を体験できる活動となり、受講する児童・生徒の満足度も非常に高いです。今後TGGの看板プログラムの一つとなるのではと期待しております。
Tokyo Global Gateway
カリキュラムプランニング室
受講生の声
学生の参加者より
留学に行った多くの人が日本と現地の生活とのギャップなどによりカルチャーショックを受けるが、次第に順応していく人も多いと知り、少し安心した。
留学先でのシチュエーションについて具体的に想像することができた。
留学前の心構えや留学中に起こるかもしれないホームシックなどについて知ることができ、今後の留学準備において役立つ研修だった。
企業の参加者より
常に外国人と接する立場なので、幅広く物事を受け止める大切さを再認識した。また外国人に対してだけではなく、日本人同士のコミュニケーションにも適応できることだと思う。
偏見を極力持たずに人と接するために、研修で学んだことを心掛けたい。言語だけがコミュニケーションの問題ではないと気付くことができた。
本日学んだ内容を知っているのと知らないのでは、外国人とコミュニケーションをとる上で、自分のストレスが違ってくる。相手に対しても不快に感じないようなコミュニケーションができると思った。
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