11/11（木）に行われた「日経 地方創生フォーラムアフターコロナの地方創生～具体的事例から考える持続可能な経済循環～（https://events.nikkei.co.jp/42933/）」に当社社員（社会連携企画部 主幹研究員 桑原 佐知子）が登壇しました。

同フォーラムは、現場で起きている革新的事例を取り上げながら、自治体や政府関係者、識者がアフターコロナの地方創生を議論、発信するもので、桑原は、早稲田ビジネススクール教授池上重輔氏とともに、基調講演　＜セッション4＞「インバウンドとアウトバウンドの循環による地方活性」にて講演。池上教授が「インバウンド・アウトバウンド・ループ（IOL）」という、インバウンド観光の「旅マエ・旅ナカ・旅アト」の３つのフェーズをループで回すことによりインバウンド観光を持続可能に発展させるフレームワークを、桑原がその具体的な地域事例として、新潟県燕三条地域について紹介しました。

燕三条地域は、金属加工産業の集積地ですが、2013年に開始した「燕三条 工場の祭典」という産業観光イベントをはじめ、官民双方のリーダーシップと連携による様々な取組みが功を奏し、衰退の一途にあった産業も復調傾向にあります。講演では、燕三条地域の取り組みをIOLフレームワークにて整理し、その優れた点と課題を紹介しました。講演詳細は、以下、開催記録をご高覧頂ければ幸いです。

＜開催記録＞
https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXZQOLM123EJ012122021000000?channel=BSH06032

 ＜関連書籍＞ 「インバウンド・ルネッサンス：日本再生」（池上重輔（編著）、早稲田大学インバウンド・ビジネス戦略研究会 (著)、2021年11月（日経BP））