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チュートリアルイングリッシュの教えるチカラを向上させる秘訣とは!?

2019/10/23

こんにちは、語学教育部教育環境整備チームのクリスです。
チュートリアルイングリッシュのチューターが教える能力を磨き、より良いレッスンをするために語学教育部ではオブザベーションという制度があります。チューターを管理している「シニアチューター」が、チューターのレッスンを撮影し、その教え方などを評価する制度です。今回は、そのオブザベーションについてご紹介します。
※チューターについては、以前のブログでも紹介しております。ぜひご覧ください。
https://www.w-as.jp/staff-blog/tutorial-english-tutor-training/

◆オブザベーションの流れ


ステップ1:オブザベーションへの準備
チューターがオブザベーションの準備を出来るように、シニアチューターがオブザベーションの日程を通知します。チューターは、オブザベーションの対象となるのは、どのレベル、どのクラス、そのレッスンに対してシニアチューターからどのようなフィードバックが欲しいかなど、チューターが事前にいろいろなことを考えることができ、準備をすることができるからです。

ステップ2:オブザベーション前のミーティング
シニアチューターとチューターが事前にミーティングをします。このミーティングでは、どのスキルを磨きたいか、指導において最近難しいと思っている点は何か、どんな不安があるかについてシニアチューターに相談ができます。事前に確認する事で、チューターはシニアチューターからたくさんのアドバイスを受けて、オブザベーション当日を迎えます。

ステップ3:オブザベーションの撮影準備(当日)
まずオブザベーション当日に撮影担当スタッフが、ビデオカメラをチュートリアルイングリッシュのレッスンブースに設置します。そしてチューターがいつもどおりレッスンをするブースに入り、撮影をスタート。 撮影スタッフはブースを退出し、レッスン後にまたブースに戻って撮影を終了します。

ステップ4:シニアチューターとチューターがオブザベーションビデオをみる
無事にレッスンを撮影したら、まずシニアチューターが時間をかけてビデオをみます。レッスンをみながら、10ページ程のメモをとります。このメモからチューターに渡すレポートを書きます。作成後シニアチューターは、そのレポートをチューターに渡します。
チューターはそのレポートをじっくり読みながら、自分のレッスンビデオをみます。自分の強みと弱みなどに気づくチャンスです。


ステップ5:ピアオブザベーション
ステップ4の「シニアチューターとチューター」のオブザベーションの他に「ピアオブザベーション」という方法もあります。ピアオブザベーションとは、「チューター同士」がお互いに撮影したレッスンビデオをみて、お互いにフィードバックを行います。これによりシニアチューターのアドバイスだけではなくて、他のチューターからもいいアドバイスを貰えるので、教え方についての良い気づきとなります。

ステップ6:フォローアップミーティング
最後にもう一度シニアチューターとチューターがミーティングをします。改善すべきところをどのように改善すれば良いかについて話します。もちろん改善点だけではなく、チューターの強みである点についてもシニアチューターから伝えられます。さらにこのタイミングでもチューターは、シニアチューターにレッスンのターゲットランゲージ(レッスンごとのキーワード)をどのように学生に教えるべきかなどを相談できます。
以上のステップを経て、オブザベーションが終了します。普段チューターは、このオブザベーションを年1回実施しますが、新規チューターまたはピアオブザベーションを実施するチューターによって回数が異なります。


◆新規採用のチューターについて
春か秋に新規チューターを採用するときに、丸2日間のワークショップがあります。ワークショップの一部は、過去の評価が高いオブザベーションビデオをみることです。そのあと学期が始まる前に、新規チューターがベテランのチューターのオブザベーションビデオをみることができます。任意ですが、ほぼ全員がベテランのチューターのレッスンを見たいという希望があります。そして先輩のビデオを参考にして、チュートリアルイングリッシュのチューターとしてふさわしいスキルを身に付けます。

初年度は2回
チュートリアルイングリッシュはstudent talking timeを可能な限り多くし学生が沢山練習できる授業です。一般的な英会話レッスンですと、teacher talking timeも大事だと思われると思いますが、チュートリアルイングリッシュは違います。英語講師として経験豊富でも、チュートリアルイングリッシュの指導スタイルに慣れることが難しいときもあるため、最初の1年間は、オブザベーションを2回実施します。これによって新規チューターは指導方法に慣れることができます。このようにシニアチューターとチューターが意見交換しながら努力することで、チュートリアルイングリッシュの質を維持していると同時に、チューター自身のスキルを磨くことができます。
私たちが、自信をもっておすすめできるチューターのレッスンについてご興味がありましたら、せひお気軽にご連絡ください。お待ちしております<早稲田大学アカデミックソリューション語学教育部>
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