中国・清華大学様 企業経営者研修プログラムのご紹介
コロナ禍で中国からの研修団受入は4年間中止していましたが、今回は4年ぶりの再開となりました。
今回の研修では、東京・名古屋・京都での座学講義と工場等施設見学を実施しました。座学講義では、日本の大学教員および企業経営者による「日本企業の歴史と現状」、「ファミリービジネスの永続化に求められる一族ガバナンスの在り方」、「老舗企業龍角散の経営革新」、「全職場の活性化マネジメント活動」、「稲盛和夫の経営哲学とアメーバ経営」、「松下幸之助の人生哲学と経営哲学」などの講義を受講しました。
また、工場等施設見学では、エイベックス多度工場、稲盛ライブラリー、PHP研究所、松下資料館、小丸屋住井などの施設および企業を訪問・見学し、訪問先企業等の皆様と交流しました。
・「稲盛経営哲学とアメーバ経営」を受講したことも、稲盛ライブラリーや稲盛氏のオフィスを見学したことも、稲盛経営哲学について現地で学べることは、とても魅力的です。今回学んだことは稲盛氏がこの世に、我々に残してくださいました貴重な富です。彼は偉大な経営者でありながら、哲学者、思想家でもあると思います。「敬天愛人」という言葉は稲盛和夫氏の50年余りの経営の神髄です。経営においても、人生においても、純粋な願いを持ち、たゆまぬ努力を続ければ、必ず明るい未来が待っています。また、PHP研究所と松下資料館を訪問し、創業者・松下翁の人生や経営哲学を学びました。人生の不幸を糧に、勤勉、倹約、謙虚に学び、勤勉に生きる松下翁は、生涯を通じて人間の幸福を追求し、それをパナソニック社員の最高の使命としたことでパナソニックグループの発展につながりました。(研修員L.Z.L.様)
・龍角散の8代目後継者、藤井隆太社長の講義「老舗企業龍角散の経営革新」に大変感銘を受けました。龍角散は200年以上にわたり、社会環境の変化とともに変化し、積極的に改革し、新たな事業に挑戦しながらも、藤井家が龍角散を作り、世に普及させた当初のように、健康を守るという使命を守り続けてきました。藤井社長は「龍角散が200年も生き残ってきたのは、儲けるべきではないお金を儲けず、社会価値への貢献に重点を置いてきたから。この社会にはまだまだ勤勉な労働者が必要です。」と語り、とても意味深いです。(研修員S.X.K.様)
・今回のプログラムを通じて私の視野は大きく広がり、ファミリービジネスの持続可能な発展についてより深い理解が得られました。鎮目先生の日本企業の歴史と現状についての徹底した分析により、日本企業の高い競争力について深く認識することができました。日本企業は高いレベルの技術革新と製品品質を維持するだけでなく、企業文化の構築や従業員の教育においても独自の優位性が持っています。その結果、多くの日本企業は世界中で高い評価と幅広い影響力を誇っています。多く企業の成功の秘密は、品質への究極の追求、絶え間なく革新への挑戦、そして従業員への深い「愛」にあるではないかと感じました。(研修員W.Z.B.様)
リカレント教育チームでは、中国からの企業経営者・管理職向け研修や、高校生・大学生向けセミナーを受け付けております。代理店等からのお問合せも可能です。研修に関する詳細(スケジュール、内容、予算)などのお問い合わせ・ご相談は以下のフォームからお気軽にご連絡ください(中国語対応可能)。