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教育・研究の競争的資金獲得から自走化までのワンストップ支援サービス

2024/12/19
当社は、大学グループ企業として教育・研究の外部資金獲得から自走化までのワンストップ支援サービスを行っています。公的資金を獲得したい研究者と共に申請書作成を行い、採択後は大学の関連部局職員とも共同しながら、教育プログラムや研究プロジェクトの事務局運営を支援しています。
期間が限定されるプログラム事業は、なかなか人繰りが難しいもの。私たちは、プロジェクトに伴う3~5年間の研究者の業務負荷を軽減すべく、支援を行います。
今回は、プレアワードからポストアワードまで一貫して支援した、早稲田大学の社会人教育プログラム「スマートエスイー」の事例をご紹介します。
支援プログラムの概要

「スマートエスイー」は、通信・物理、情報処理、アプリケーション、ビジネス等を網羅的に学び、領域を超えたIoT・AI、DX人材を育成する社会人教育プログラムです。2017年度に⽂部科学省補助事業enPiT-Proに採択され、その5年間の取り組みはS評価を獲得しました。その後、リカレント教育に係る文部科学省補正予算補助事業を新規に2件獲得し、継続実施しました。補助事業終了後は、受講料収入等の民間資金を原資とするプログラムとして自走化し、2つのコースを運営しています。

当社による支援内容

当社は競争的資金の獲得(プレアワード※1)から、補助事業終了後の自走化支援(ポストアワード※2)まで、一気通貫の切れ目ない支援とプロジェクト遂⾏に必要な専⾨サービスの提供を行っています。
「スマートエスイー」においては、プレアワードとして文部科学省事業へ申請支援を、ポストアワードとして主に講座運営、受講⽣獲得のための戦略的なアウトリーチの提案・企画を行いました。

講座運営では、講師との調整からオンライン講義のセッティング、アンケート回収まで一貫した支援を行っています。通常の事務業務はもちろんのこと、事務局として講義に立ち会う中で運営上の課題を抽出したり、受講生アンケートの結果および受講生や企業の動向の両面からの分析に基づいた改善提案を教員に提示しています。こうして、事務局(当社)と教員とが一体となって教材の改善を重ねています。



また、受講⽣獲得のための戦略的なアウトリーチの提案・企画は、「研究代表者の社会人教育への考えと成果を広く伝えること」を中心として捉え、必要なイベントを戦略的に企画して研究代表者へ提案、運営しています。イベントの運営や広報は、社内で経験やノウハウを共有して会場のオンライン中継、講演のオンデマンド動画公開へ取り組んでいます。

こうして、社会人受講生に近い立場からの改善提案や広報を支援する中で社会ニーズをくみ取り、プログラムを拡充することを教員とともに検討し、「スマートエスイーDXコース」(⽂部科学省令和3年度補正予算受託事業)、「サスティナビリティ視点を取り入れた教育プログラム改訂と『オープン科⽬』新設」(⽂部科学省令和4年度補正予算事業)の申請支援を行い、事業の拡大に成功しました。

表:スマートエスイー事業に係る当社によるプレアワード支援

引き続き、当社は大学の外部資金獲得とその運営の支援を組織として提供し、教員や職員の負荷を軽減して、大学の教育研究活動の促進に貢献できるよう取り組んでまいります。
本事例のように大規模でなくとも、プロジェクトの一部のみの支援も可能です。
外部資金獲得とプロジェクト運営でお困りの方はぜひお問合せください。

※1 プレアワード:主に競争的資金において、研究プロジェクトの企画から申請に至るまでの業務を指す。
※2 ポストアワード:競争的資金の採択後の大型補助金が適切に運営できるように支援をすることを指す。

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