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「大学職員のための英語スピーキング集中講座(2日間)」開催報告

2024/02/09
「大学職員のための英語スピーキング集中講座(2日間)」開催報告

語学教育部では、2023年11月に「大学職員のための英語スピーキング集中講座」(2日間)を実施しました。
これは過去2年間に実施した「英語発信力アップ講座」を、大学実務に役立つスピーキングスキルに特化した講座としてリニューアルしたものです。

次回の「大学職員のための英語スピーキング集中講座」(2日間)は2024年11月 に全国の大学職員を対象に開催を予定しています。近々、サイトにて募集日時など詳細をお知らせいたします。
大学職員様同士の交流の場を目指し、尽力していますのでご期待ください。

過去の実施内容
  • ・2022年実施:英語発信力アップ講座(3日間)の開催報告はこちら
  • ・2021年実施:英語発信力アップ講座(5日間)の開催報告はこちら
講座の特徴

本講座は2日間、全く日本語を使わないの英語だけの環境で、大学での実務に役立つスピーキングスキルを磨く講座です。
カウンター業務など大学のシーンを想定した教材を使い、ロールプレイやディスカッションなどの活動を行いながら、即戦力としてのスキルを身につけます。
外国人教員や研究者、留学生とのやり取りに自信をつけ、大学職員としてのコミュニケーション力を向上させます。さらに、⽇常業務で必要となる「論理的な表現⼒」「チームワーク」「異⽂化理解」といった汎⽤スキルの形成に役⽴つ講座です。

2023年度は11月1日~2日の2日間、オンラインで実施しました。朝から夕方までの長時間の受講となりましたが、「疲労感はあるが楽しかった」「長い時間英語漬けになる機会が基調だった」などの感想をいただきました。
本講座は「大学職員のスピーキング」を軸にしながら、一方向での説明、質疑応答、グループでのディスカッションなど、様々な場面でのスピーキング練習を取り入れています。
オンラインながらも、Zoomのブレークアウトグループの機能を使ったペアワークを取り入れるなど、受講者一人一人が発話する機会を多く確保しました。また講座の最後には、受講者に個別の学習アドバイスを書面でお渡ししました。

講座の目標
・英語でのカウンター業務や打ち合わせなど、⼤学の場⾯に応じた表現を学び、使えるようになる。
・情報を整理し、根拠を⽰しながら⾃分の⽴場や意⾒を英語で表現できるようになる。
・⽇本⼈特有の⽂化やコミュニケーションの特徴を知り、⽂化的背景が異なる相⼿とのやり取りに活かせるようになる。
講座内容(抜粋)
■ 大学職員のためのスピーキングスキル
根拠を明確に示し、筋道を立てて話す練習をします。学内会議や協定校との打ち合わせ、各種説明会など⼤学のフォーマルな場⾯を想定し、論理⽴てて話す⽅法を学びます。円滑なやり取りに必要な、turn-taking などのスキルも練習します。
■ カウンター業務の英会話
相⼿の質問や要望の意図を確認したり、やり取りをスムーズに継続する方法を学びます。
カウンター業務や電話対応を想定し、英語でのやり取りのシミュレーションを⾏います。学⽣や教員との基本的なやり取りに加え、とっさのリクエストへの対応⼒を⾝につけます。
■ 異文化コミュニケーション
物事を⽐較、対照し、評価したり、傾向やデータを説明、解釈する方法を学びます。
異⽂化間で⽣じる問題についての記事を読み、ディスカッションを⾏います。⽂化の類似点や相違点を意識することで、外国⼈留学⽣や教員など⽂化的背景が異なる相⼿とのコミュニケーションに役⽴てることができます。
授業風景イメージ
2023年度受講生の声(抜粋)
・発言する機会が非常に多く、体系を意識して話すトレーニングをつめたと思います。
・2日間英語のみの研修であって、内容も今後の業務の見方の参考になった。また自身のスピーキング能力の低さを感じることができ、今後の学習意欲が上がった。
・ロールプレイのところはそのまま実践に役立つし、文化のところは留学生応対を考えるうえで示唆に富んだ研修になっていたと思いました。
・英語について学ぶ意欲にあふれた他の受講生と関わる中で、自分の得意な点と不足している点を把握することができ、もっと英語力を向上していこうという気持ちになった。
・講師から全体的にポジティブなフィードバックをいただけるので、安心して取り組めました。

受講してくださった皆様、ありがとうございました。

本講座は対面での実施やスケジュール、内容のアレンジも可能です。
お問い合わせは語学教育部までお気軽にご連絡ください。

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