「大学職員のための英語スピーキング集中講座(2日間)」開催報告
語学教育部では、2023年11月に「大学職員のための英語スピーキング集中講座」(2日間)を実施しました。
これは過去2年間に実施した「英語発信力アップ講座」を、大学実務に役立つスピーキングスキルに特化した講座としてリニューアルしたものです。
次回の「大学職員のための英語スピーキング集中講座」(2日間)は2024年11月 に全国の大学職員を対象に開催を予定しています。近々、サイトにて募集日時など詳細をお知らせいたします。
大学職員様同士の交流の場を目指し、尽力していますのでご期待ください。
本講座は2日間、全く日本語を使わないの英語だけの環境で、大学での実務に役立つスピーキングスキルを磨く講座です。
カウンター業務など大学のシーンを想定した教材を使い、ロールプレイやディスカッションなどの活動を行いながら、即戦力としてのスキルを身につけます。
外国人教員や研究者、留学生とのやり取りに自信をつけ、大学職員としてのコミュニケーション力を向上させます。さらに、⽇常業務で必要となる「論理的な表現⼒」「チームワーク」「異⽂化理解」といった汎⽤スキルの形成に役⽴つ講座です。
2023年度は11月1日~2日の2日間、オンラインで実施しました。朝から夕方までの長時間の受講となりましたが、「疲労感はあるが楽しかった」「長い時間英語漬けになる機会が基調だった」などの感想をいただきました。
本講座は「大学職員のスピーキング」を軸にしながら、一方向での説明、質疑応答、グループでのディスカッションなど、様々な場面でのスピーキング練習を取り入れています。
オンラインながらも、Zoomのブレークアウトグループの機能を使ったペアワークを取り入れるなど、受講者一人一人が発話する機会を多く確保しました。また講座の最後には、受講者に個別の学習アドバイスを書面でお渡ししました。
根拠を明確に示し、筋道を立てて話す練習をします。学内会議や協定校との打ち合わせ、各種説明会など⼤学のフォーマルな場⾯を想定し、論理⽴てて話す⽅法を学びます。円滑なやり取りに必要な、turn-taking などのスキルも練習します。
相⼿の質問や要望の意図を確認したり、やり取りをスムーズに継続する方法を学びます。
カウンター業務や電話対応を想定し、英語でのやり取りのシミュレーションを⾏います。学⽣や教員との基本的なやり取りに加え、とっさのリクエストへの対応⼒を⾝につけます。
物事を⽐較、対照し、評価したり、傾向やデータを説明、解釈する方法を学びます。
異⽂化間で⽣じる問題についての記事を読み、ディスカッションを⾏います。⽂化の類似点や相違点を意識することで、外国⼈留学⽣や教員など⽂化的背景が異なる相⼿とのコミュニケーションに役⽴てることができます。
本講座は対面での実施やスケジュール、内容のアレンジも可能です。
お問い合わせは語学教育部までお気軽にご連絡ください。