導入事例case

お知らせ

人事院公務員研修所「交渉におけるコミュニケーション」研修

2015/02/06

商品内容

人事院公務員研修所・行政研修(課長補佐級)として、政府各省庁の課長補佐級職員等を対象にした「交渉におけるコミュニケーション研修-協調的問題解決のためのコンフリクト・マネジメント」を実施いたしました。

課長補佐級の職員がさまざまな交渉・調整業務を抱えている中で、多くの人が競合的姿勢で交渉に当たっていたり、最終的な落としどころを見据えながら調整に臨んでいるという現状があり、交渉に対するマインドチェンジを図りたいという目的で、本研修を導入いただきました。

今回3時間という限られた時間の中で、53名の皆様に「協調的問題解決」のための考え方とマインドをできるだけ“体感”していただけるよう、カリキュラムを構成しました。

まずは導入として、「関係の質」を考えるチェックインや、身体をフルに動かすウォーミングアップ活動を行ったあと、「コンフリクト」の捉え方や肯定的側面、対処方法について皆で考察しました。また、簡単なゲームを通して真のWin-Winを理解していただきました。
その後、通常は半日以上かけて行う交渉シミュレーションのワークをできるだけ全員に共通体験していただくために、フィッシュボールという形式をとり、代表者一組によるシミュレーションを行いました。シミュレーション後は全員で丁寧にひとつひとつの発言を分析し、時間の許す限り振り返りを行うことで、気づきを共有することができました。

このように「体感」と「共有」を繰り返した結果、短い時間の実体験の中での学びを体・心に落とし込むことができたように思います。

実施期間

2015年1月 3時間での実施

受講者の声

○とても楽しく、気付きが多いプログラムであった。終了後も話題にあがり、もっとも印象深い講義であった。
○実践的な研修であり、講師の指摘するところが実体験として感じることができ、とても有意義であった。
○日常の中でいかに壁を作っているか気付かされた。大変良い勉強、刺激になった。
○交渉の進め方、テクニックについて学ぶとともに、コミュニケーションにおける協調、理解の重要性について再認識することができた。
○普段の思考から頭を解放することなしに新しいことを学べないことを痛感した。このようなスキルは若いうちに身につけることが有効と感じた。

担当部署

研修企画運営部 リカレント教育チーム

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